サロン・オブ・ダイアログ~実験的文壇カフェ

受付は2018年2月23日(金)13:00で終了しました。

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242101_怖い絵~本
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242101_怖い絵~本

闇の美しさと怖さとは?アート編

このような方におすすめ

人生を生ききる為の愉しみ方を模索し、心の内側にある本当の自分に気づいていきたい方

期待できる効果

自分が満足のいく生き方をするためにはどうしたらいいか?のヒントを”対話=ダイアログ”の中で見つける

受付は2018年2月23日(金)13:00 までです。

サロン・オブ・ダイアログ~実験的文壇カフェ

闇とは果たして怖いものなのか?
怖いものに何故、人は惹かれるのか?


2018年2月24日(土)【サロン・オブ・ダイアログ】
今回は

『闇の美しさとは?絵画編』というテーマで
参加して下さる方々と”対話”の時間を持ちます。


昨年、上野の森美術館で開催されていた
中野京子氏監修の『怖い絵』展

連日、引きもきらぬ人が訪れ
72日間の会期中に、なんと41万人以上の来館者があったそうです!
なんとも凄い数字ですねえ・・・

2017.10月には私も『大人のギャザリング』として
『怖い絵展~アートナビゲートツアー』を開催しました。


初日の夕方からの入館でしたが、それでも40分待ちという異常さだったのです。

?何故、この美術展はそんなに人気になったのでしょうか?

そもそもこの美術展は
ドイツ文学者にして西洋文化史家でもある中野京子氏の
非常に注目を集めた著作
「怖い絵」シリーズの第1巻が刊行されてから
10周年であることを記念して開催されたものです。

特徴的だったのは、絵の美しさとか時代背景、画家の特徴というよりも
『絵に込められたメッセージを読み解く』
という新しい鑑賞の仕方が仕掛けられていたということ。

ただ、絵の中のストーリーやそこから発せられているメッセージは
キャプションや解説を読まないと判らないのですが
何しろ人だかりが凄くて、中々細かなキャプションを見るのに前まで行けない・・・笑い泣き

それゆえ

「はて?これは何が怖いの?何のメッセージがあるの?」
疑問に思ったまま鑑賞を終えた方もいたのではないでしょうか?

あ、でもイヤホンガイドも中々良かったようなので
そちらで理解した方も多かったかな。
(私達は、ナビゲーターの土岐綾子さんに事前のレクチャーを受けていたのでイヤホンガイドは借りませんでしたが)

この『怖い絵展』などにも観られるように
絵画の中には、幽霊や殺戮場面などを直接的に描かなくても

ゾクリ
と恐怖心が沸いてくるもの
ストーリーを理解して初めて、じわじわと怖さがあとからにじみ出てくるもの
というのがあるように思います。

例えば今回の中で一番の見所とも云われた
ポール・ドラローシュ
「レディ・ジェーン・グレイの処刑」

イングランド歴代女王の中で最初の女王とされたメアリ1世
だが実は、その前にたった9日間しか王位に就けなかった女性がいたという史実。

その名は「レディ・ジェーン・グレイ」
宗教の絡む謀事で、意志とは関係なく玉座に就かされてからわずか9日
今度は一転して王位を追われ
半年後には16歳の短い命は処刑台に散ったのです。

罪名は「反逆罪」

運命に翻弄された若く知性溢れた女性の短い生涯の無念と
諦念が、この絵に現れているように思います。

例えば

旗絵に描かれた、床に敷かれた藁のようなものは
斬首されたあとの血が飛び散らないようにする為
旗ジェーン・グレイの白いドレスは、”自分は罪を犯してはいない”
という意思を表明するためのもの
旗後ろに居る召使が首飾りを持っているのは
ジェーン・グレイの首を刎ね易いようにする為に外したから

等々・・・
それらのストーリーが判った上で絵を観ると
背筋がゾクリとしませんか?

この絵に付けられていたタイトルは

「どうして・・・」でした。

この他にも、個人的には
ギュスターヴ・アドルフ・モッサ「飽食のシレーヌ」


ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
「オデュッセウスに杯を差し出すキルケー」

なども、美しさの下に隠れている闇が絵の中に見えていて
惹かれずにいられない”怖さ”を醸しだしていましたね。

2/28の【サロン・オブ・ダイアログ】では
それぞれがこれまで観てきた絵や実物は観ていないけれど
何かで知って”怖いなあ、でも惹かれるなあ”
と思う絵画について、ダイアログ=対話をしてみたいと思います。

【サロン・オブ・ダイアログ】の中での対話では
正義や善悪
或いは正解・不正解に帰結点を求めるのではなく

メモ何故、自分はそう捉えるのか?
に重点を置いて話し合い
潜在意識にあるものを探り当てるような時間にしてみたいと思います。

興味を持たれた方は、どうぞ”ダイアログ”の時間を過ごしにいらしてください。
温かいお茶とお菓子をご用意してお待ちしております。

※いらして下さる方、全員に『タロー・デ・パリ』カードで
生まれた日の数字のエネルギーを表す”バースイヤー”を出し
その方の持って生まれた特質を10分ほどのミニリーディングとしてお伝えします。

受付は2018年2月23日(金)13:00 までです。
受付は2018年2月23日(金)13:00 までです。

ギャザリングプロデューサー

田村 由香理

大人の集うギャザリングで人生の愉しみ方や、あなたの創造性をナビゲートする
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大人の集うギャザリングで人生の愉しみ方や、あなたの創造性をナビゲートする

アートナビゲーター(美術)検定3級取得
タロー・デ・パリ~認定リーダー登録 ID:100230
タロー・デ・パリ~ベーシックコース認定講師
マインドシンボリックリーディングナビゲーター認定
イシス版マルセイユタロット:アドバンス修了
日商簿記検定2級取得


以前から美術・文学・映画・芝居などが好きで。自分の琴線に触れる美しいもの、それをキャッチする心を大切にしたいとの思いから、2013年の夏至の夜に「キャンドルナイト」のイベントを開催。
それを機に、Facebook上で【大人のギャザリング】というページを作り、美術展をナビゲーターと巡る『アートナビゲートツアー』や、お酒のイベント、『魔女のキャンドルナイト』というイベントなどの企画プロデュースを、5年間で100回以上、週末を中心に開催しております。

40代の半ばに乳がんを経験しそれと前後して、家族とは?結婚・夫婦とは?自分らしさとは?に、たくさんの疑問符がつき、答えを求めて何年間も彷徨いました。

そんな中、クリスタルヒーリングや占星術、アロマオイル、オラクルカード、数秘術などたくさんの新しい世界とも出会い自分の世界を拡げるきっかけとなりました。

大好きな芸術の世界には、たくさんの”未知の宝”が眠っています。

『アートと文化で繋がる大人のための会員制サロン』を運営するのが人生の目標。

芸術とお酒、大人同士の知的なお喋りから生まれる遊び
そんな機会を作る【大人のギャザリング】を目指しています。
 
太陽星座と火星・水星・金星が射手座
月星座が山羊座という自分のホロスコープを見ると
「遥か彼方に飛んで行ってないのは月のおかげかしら?」と思いながら?(笑)
ユングの云うところの”人生の午後”を過ごしている世代。

開催要項

開催日時
2018年2月24日(土)
開始 13:00
終了 15:00
場所

祐天寺サロン・スペースU

東京都

目黒区五本木1-12-17

参加費

無料

キャンセルポリシー

¥2,000

定員

5 名

申込受付期間

2018/1/30(火) 23:28  ~ 2018/2/23(金) 13:00まで

主催者

田村由香理

お問い合わせ先

田村由香理

お問い合わせ先電話番号

090-2169-7880

お問い合わせ先メールアドレス

yuriikari3@gmail.com

受付は2018年2月23日(金)13:00 までです。
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